友チョコもらいまくってもはや女子よりももらっているんじゃないか系男子の心情
女子から「女友達」との評価をうけ
「女子会」に自然に溶け込み
一緒に寝ても5mmたりとも心配されず
二人で何事もなく泊りの旅に出る
そんなゲイは、どこのどいつだ〜〜い?
あたしだよっっっっ
まぎれもなく、その人物は、私である。
日本人がおそらく一年で一番同じ未来(南南東)を見据え、
なかなかにサイズ感のある黒くて太いものをはむはむした日を終え、
世の中は冬の寒さに打ち勝つように、
情熱的な赤一色に染まっていくわけです。
年末に男と女を赤と白に分けて争ったばかりなのに、
その一月半後、銀色の世界に真っ赤に包装されたカカオが舞い降りて人々の血圧にダメージを与えにかかるのですね。
そう、バレンタイン。
てぃーねいじゃーたちは、
毎年訪れるその如月のその日、
各々の女子力を盛大にアピールするために、
チョコレートをひたすらに釜茹でしまくる訳です。
毎年バレンタインが来るたびに思い出すのは、高校二年生の頃。
前述したように私はそれはそれはもう、
女友達が多かった。
いわゆるフェミニンな感じのゲイの特徴の一つであるとは思うが、
もうなんか次元が違ったのである。
そんな僕はその年
45個のバレンタインチョコをもらった。
無論本命は
ゼロ
そう
ゼロ
0/45。
チョコレートを45個もらってすべてが義理である確率。
男子に渡すチョコレートの5つに1つくらいは本命チョコを渡すであろうと仮定して、
0.8^45=0.000043556142966
≒0.000044
うん、結構天文学的。
はたして、いやまあまがいなりにも一応男子に生まれたものとして
それはそんな簡単にはいそうですかと認めてしまってよいものだろうか。
チョコレートの数だけでいったら、
きっと漫画の世界のイケメンにも匹敵するだろうに。
なぜだろう、この虚無感。
そしてお菓子はすべて手作り。保管はそんなにできない。
まあ全部食べたけど(チョコレートは大好きなのでぜひバレンタインください)
おそらく人生で一番血圧が高くなったであろう、
2010年の2月の3週目。
僕は気付いた。
ガーナが一番おいしい。
ちなみに僕の職場の男女比率は男2:女8くらいの比率なので、
せっかくなので逆チョコでもして好感度を上げて可愛がられにかかろうと模索しています。
お姉さま達によしよししてもらおうと思います。